別種
べっしゅ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #37334 · 青空 305 例
標準
another kind
文例 · 用例
特にその「文藝春秋」に連載された「侏儒の言葉」や、私の所謂印象的散文風な短文やを見ると、いかに彼の文學本質が、詩人といふに遙かに別種の氣質に屬するかを感じさせる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
東京へ出て来て汁粉屋などで食わされた雑煮は馴れないうちは清汁が水っぽくて、自分の頭にへばりついている我家の雑煮とは全く別種の食物としか思われなかったのである。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
桑木理学博士がかつて彼をベルンに尋ねた時に、東洋は東洋で別種の文化が発達しているのは面白いといったような事を話したそうである。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
日本の文壇でいふ「隨筆」とは、西洋のエッセイとは全く別種の物であつて、主として季節の推移に於ける自然の情趣や、日常生活に於ける身邊の述懷などを敍するもので、その文學の本質する精神は、全く俳句のそれと共通してゐる。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
それは僕の觀念する「文學」が、日本の現存してゐる文學とどこか本質に於て食ひちがつて居り、別種に屬して居たからである。
— 萩原朔太郎 『本質的な文學者』 青空文庫
即ちルレーヌの正反對で、それとは類例できないところの、全く別種屬の詩人に屬する。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
これに限らず、人間と自然を引っくるめた有機体における自然と人間の交渉はやはり有機的であるから、たとえ科学的気象学的に同一と見られるものでも、それに随伴する他要素の複合いかんによって全く別種の意義をもつのは言うまでもないことである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
従ってこの問題と上述の「猫の場合」とは全然何の関係もない別種類の事柄である。
— 寺田寅彦 『ある探偵事件』 青空文庫
作例 · 標準
この花は一見同じように見えるが、遺伝子的には全くの別種である。
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彼の抱えている悩みは、私たちが想像するものとは別種のものだろう。
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科学的な発見により、それまで同種と思われていた生物が別種だと判明した。
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