軍国主義者
ぐんこくしゅぎしゃ
名詞
標準
militarist
文例 · 用例
石川氏はその瞬間素敵な軍国主義者になつて、出来る事なら、兜虫のやうな恰好をしてそこらを飛び歩きたいと思つた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
わたしたちはこの言葉を、生活の実際について理解し、平和について語り、平和のためにする行動を、犯罪めかして宣伝しはじめた日本の軍国主義者に、平和を求める人民のゆるがない意志を示してゆくべき時になっている。
— 宮本百合子 『世界は求めている、平和を!』 青空文庫
ドイツの知識人たちは、ナチスの運動がその背後にどんな大きいドイツの軍国主義者と資本家の大群をひかえているかということを洞察せず、馬鹿にしていたために、祖国とその文化とをナチスに蹂躙されつくした。
— 宮本百合子 『明日の知性』 青空文庫
さもなければ、今日の日本の新聞に、共産主義者は軍国主義者であるというような愚劣な文字がどうしてあらわれ得るだろう。
— 宮本百合子 『世紀の「分別」』 青空文庫
ところが、今日になると、軍国主義者は共産主義者だといわれはじめた。
— 宮本百合子 『世紀の「分別」』 青空文庫
またさきごろは、戦争に最も反対した民主主義者を新しい軍国主義者であるといった言説が新聞に発表された。
— ――日本の文化のまもり―― 『三年たった今日』 青空文庫
「それに広瀬だって、泰介と同じような人間じゃないの」「条件がわるかったのよ」「日本人の何人が軍国主義者でなかったでしょう。
— ――ふたたび純潔について―― 『傷だらけの足』 青空文庫
生活の安定がうばわれていることも、またもや軍国主義者が復活し、ことありげな空気をかもしていることも、なにもかも敗戦がわるいのだ。
— 宮本百合子 『ことの真実』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自らを軍国主義者と称し、隣国への武力行使を正当化する演説を行った。
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祖父は軍国主義者だったが、戦後は一転して平和活動に身を投じた。
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独裁国家の指導者は、周囲を忠実な軍国主義者で固めて体制を維持している。
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