軍国主義
ぐんこくしゅぎ
名詞名詞-の形容詞
標準
militarism
文例 · 用例
だが、世界中の「正義なる国家」が連盟して、ただ一つの「不正なる軍国主義的国家」を、やっつけている、船舶好況時代であったから、彼女は立ち上ったのだった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
陳独秀は自分こそ全てを失った人間であることを米良に告げ、ブルジョワが三角の頭をしたプロレタリアの赤児を投げ殺す現実を眼のあたりに見て自分、理想と未来をもたぬ自分は、軍国主義の硝子張りの箱のなかで、事件の変転を眺めながら生けるミイラになるより手段のないこと。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
西部のパノフォラム・ロードに虹が浮いて、香港は動乱の巷を他所に見て、植民地兵の配列のなかで、幾重にも市街を取巻いた軍用道路の設置と、無線電信台に集中される軍国主義の機密と、今日の支那に関する利権が活動を始めた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
第三期に這入って帝国主義戦争が間近かに切迫して来るに従って、ブルジョアジーは入営する兵士たちに対してばかりでなく、全国民を、青年訓練所や、国家総動員計画や、その他あらゆる手段をつくして軍国主義化しようと狂奔している。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
ブルジョアジーは労働者や、労働者や農民の出身である兵士たちを完全に彼等の道具に使おうとして、軍国主義化しようとしている。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
軍隊内における組織的活動、軍国主義と資本主義のためにする軍隊の使用に反対する啓蒙的な宣伝は、兵営に這入ろうとする革命的な青年たちのやらねばならぬ仕事である。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
明治年間、殊に、日清戦争から、日露戦争前後にかけての期間は、最も軍国主義的精神が、国内に横溢した時期だった。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
これによって見ても、独歩が、如何に当時のブルジョアジーの軍国主義的傾向を、そのまゝ反映していたかゞ伺える。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
作例 · 標準
歴史の授業で、かつての日本が軍国主義へと傾倒していった過程を学んだ。
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平和を願う市民たちは、軍国主義の復活を想起させる法案に強く反対した。
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その映画は、軍国主義に支配された社会で翻弄される若者たちの悲劇を描いている。
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ウィキペディア
軍国主義 または軍事主義(ぐんじしゅぎ)もしくはミリタリズムとは、外交の手段として戦争を重視し、政治、経済、教育、文化などのあらゆる活動は、軍事力強化のために行わなければならないとする国家体制や思想をいう。
出典: 軍国主義 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0