檜舞台
ひのきぶたい異読 ヒノキぶたい
名詞多音語
標準
stage made of Japanese cypress (in noh, kabuki, etc.)
文例 · 用例
これらの邦劇映画を見て気のつくことは、第一に芝居の定型にとらわれ過ぎていることである、書き割りを背にして檜舞台を踏んでフートライトを前にして行なって始めて調和すべき演技を不了簡にもそのままに白日のもと大地の上に持ち出すからである。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
しかし、もしもこれらの問題をかみこなすに適当な「歯」すなわち「方法」が見いだされた暁には、形勢は一変してこれらの「骨董的」な諸現象が新生命を吹き込まれて学界の中心問題として檜舞台に押し出されないとも限らない。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
「仮面と装束を中心生命とする綜合芸術」と註釈しても、何だか外国語を直訳したようで、日本の檜舞台で行われる、実物のお能の感じがない。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
田舎から出て来たばかりの田吾作が一躍して帝都の檜舞台の立て役者になったようなものである。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
日清戦争以来日本は世界の檜舞台に乗りだした。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
……もっともこのあたり、場所は大日本座の檜舞台であるけれども、河岸は花道ではないのであるから。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
美術家の何とか閣が檜舞台へ糶出さない筈はないことよ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
」 関係のいかんを怪んでそれとはなく尋ねたのが、愛吉に直ぐ読めて、「おかしゅうございましょう、先生、檜舞台の立女形と私等みたような涼み芝居の三下が知己ッてのも凄じいんですが、失礼御免で、まあ横ずわりにでもなって、口を利くのには仔細がなくッちゃあなりませんとも。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎役者にとって、新しく建て替えられた劇場の檜舞台に立つことは最大の誉れだ。
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能楽堂の檜舞台は、磨き上げられた床が照明を反射して荘厳な雰囲気を醸し出している。
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演者は檜舞台の上で一礼し、静まり返った客席に向かって最初の一声を放った。
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標準
the limelight
作例 · 標準
世界選手権という檜舞台で最高のパフォーマンスを披露するため、彼は血の滲むような特訓を重ねた。
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「君の実力なら、いつか必ず国際的な檜舞台で活躍できる日が来るよ」と師匠は励ました。
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長年の下積み時代を経て、彼女はようやく主役として檜舞台に上がるチャンスを掴んだ。
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