十善
じゅうぜん
名詞
標準
the ten good acts
文例 · 用例
十善のみくらゐに君はおはすを。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
かく不埒千万な野干も七日不食十善を念じ兜率天に生まれたと『未曾有経』に出づ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
しかるに『十善法語』にも見える通り、仏教には細滑というて肌に触るを最も強く感ずるとす。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
それからこの北洲の人はことごとく十善を行い悪行を教え作さず。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
十善梅といふは、幹の廻り一丈三尺、關東第一の梅の大木と稱す。
— 大町桂月 『越ヶ谷の半日』 青空文庫
幹の廻り一丈にて、十善梅より稍※小なる四恩梅は、今上陛下御即位大典の記念に植ゑたるものなりと記せるに、裸男一首うなり出して曰く、幾千代の雪を凌ぎて梅の花 我大君の御世にあらはる 車を返して久伊豆神社に詣づ。
— 大町桂月 『越ヶ谷の半日』 青空文庫
而も、彼には、人間として精進し、十善に達したい意慾が、真心から熱烈にあった。
— 宮本百合子 『有島武郎の死によせて』 青空文庫
× 其れより西北に向つて雑木の中の険路を下り、浄瓶峰に在る高い石段を登つて、中会寺を訪ひ、福堂(十善仏、観音、地帝)と慈雲殿(釈迦、弥陀、薬王)の両堂を拝し、客堂で小憩して茶を飲んだ。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は仏教徒として、殺生をせず盗みを働かないといった十善を固く守っている。
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十善を修めることは、来世で良い報いを得るための基本であると説かれた。
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古い教典には、十善戒を授かることの功徳が詳しく記されている。
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標準
the emperor
作例 · 標準
十善の君として仰がれる陛下は、常に国民の安寧を祈っておられる。
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儀式の際、人々は十善の尊厳に深く敬意を表した。
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史書において、歴代の天皇は「十善の主」と記されることがある。
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