備砲
びほう
名詞
標準
armament
文例 · 用例
ここに於てナポレオンは、砲七十門をもって普軍の中央に対し準備砲撃を加え、近衛の一部、騎兵第四軍団、第六軍団を以ってリーニーに向い中央突破を敢行せしめた。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
第×師団第×聯隊の白襷隊は、松樹山の補備砲台を奪取するために、九十三高地の北麓を出発した。
— 芥川龍之介 『将軍』 青空文庫
「本艦と共に全速力を以て航行せよ」 甲板へ出てみると、本船の備砲も既に射撃準備を整へてゐる。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
それからまた、中隊長殿、きのう鉄工卒のアルチェーミエフが泥酔しましたので、中尉殿が彼奴を予備砲車の前車へ乗せるように命令されました。
— ПОЦЕЛУЙ 『接吻』 青空文庫
東鶏冠山の北堡塁や、松樹山の補備砲台は、平生セメントや煉瓦をいぢくる商売がら、つい熱心に見て廻つたが、けつきよく僕にわかつたことは、〔chair a` canon〕 と human bullet と、この二つの言葉の、はつきりした区別にすぎなかつた。
— 神西清 『夜の鳥』 青空文庫
五 そこらあたりからは、いよいよ深く樹が茂り合っていて、太い幹に、山葡萄やあけびの蔓が、様々な怪奇な姿態でからみつき、路傍の熊笹や雑草も延びほうだいに延びている。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
ぶくりんは、はぢめ私の水車小屋の雇員なのでしたが、遊びほうけてゐるばかりで滅多に寄り付かうともしないのです。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
夜の目も眠らず予の身を思うておるのに、呑気らしゅう不義の戯れに遊びほうけておるとは何のことか!
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
作例 · 標準
要塞には、敵の攻撃に備えて最新鋭の備砲が施されていた。
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港には、停泊する艦船に備砲が搭載されているのが見えた。
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かつてこの国は、強力な備砲で自国を守っていた。
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