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塗抹

とまつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
smear
文例 · 用例
』『だから下手が飛び付いて描くのですよ、自分の力も知らないで、ただ景色のいいに釣られてやるのですからでき上がって見ると、まるで景色の外面を塗抹った者になるのです。
国木田独歩 小春 青空文庫
探偵の身にしては、賞牌ともいいつべき名誉の創痕なれど、衆に知らるる目標となりて、職務上不便を感ずること尠からざる由を喞てども、巧なる化粧にて塗抹すを常とせり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
」 まことや泰助が一期の失策、平常のごとく化粧して頬の三日月は塗抹居たれど、極暑の時節なりければ、絵具汗のために流れ落ちて、創の露れしに心着かず、大事の前に運悪くも悪人の眼に止まりたるなり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
忍びざりき 強ひて塗抹して、乞媚びて 里婦に効ふに。
幸田露伴 運命 青空文庫
夕飯が濟み、毛生藥の塗抹が終ると、老爺は直ぐにお雪を抱いて寢床に入る。
石川啄木 散文詩 青空文庫
されどいつも雨雲に蔽はれたるハツバス・ダアダアが面に、些の日光を見んと願ふものは、先づ草稿を出して閲を請ひ、自在に塗抹せしめずてはかなはず。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
醫者は爼板のやうな板の上に黄褐色な粉藥を少し出して、白い糊と煉り合せて、罎の酒のやうな液體でそれを緩めてそれから長い鋏で白紙を刻んで、眞鍮の箆で其藥を紙へ塗抹つて患部へ貼つてやつた。
長塚節 青空文庫
かくてその人は愛の逆用から来る冥罰を表面的な概念と社会の賞讃によって塗抹し、社会はその人の表面的な行為によって平安をつないで行く。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
作例 · 標準
血液をスライドガラスの上に薄く塗抹し、顕微鏡で観察する準備を整えた。
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傷口に軟膏を塗抹し、細菌感染を防ぐために包帯を巻いた。
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サンプルの塗抹が不均一だと、正確な検査結果が得られないことがある。
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