外在
がいざい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
existing externally
文例 · 用例
(たしか二三年前に東京郊外在住の画家連中が同名の会合を組織していたと思う。
— ――三月十九日夜―― 山頭火 『鎖ペンを握って』 青空文庫
戦死者の未亡人、まだ帰って来ない軍人、海外在留民の家庭が、婦人の勤労によって支えられていることは普通としなければなるまい。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
作品の客観的な批評という今日での常識さえ、その時分は平林初之輔によって「外在批評」というような表現で提起されるありさまであった。
— 宮本百合子 『作家の経験』 青空文庫
プロレタリア文学運動の初期に、平林初之輔によって外在批評の提唱がされ、だんだん客観的・科学的な評価の基準が究明されていった。
— ――創造と評論活動の問題―― 『両輪』 青空文庫
世界文学は、プロレタリア文学運動が文学作品の価値評価を主観的な内在的な評価のよりどころから解放して、もっと客観的な社会的な外在的なものにしたことではじめて本質的飛躍をとげました。
— ――新日本文学会第四回大会最終日に―― 『討論に即しての感想』 青空文庫
これより先、印象批評に対して、「外在批評」ということが云われており、そのことでも、主張されるところは、文学の評価に何らかの客観的なよりどころを求めるものであったが、蔵原は、ぼんやり客観的と云われていた基準に社会的な内容附けを行った。
— 宮本百合子 『昭和の十四年間』 青空文庫
そしてこの「調べた芸術」と「外在批評」を提案して、プロレタリア文学が、より客観的に社会真実にふれ得る創作態度と批評の一歩をふみつけた人が青野季吉であったということは、今日の読者に深い感慨を催させる事実であると思う。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
生活の発展と芸術の発展とを統一的な地盤の上に求めていたロシア文学専攻の評論家片上伸も、この外在批評の問題には深い興味を示した。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
作例 · 標準
この現象、単なる個人の思い込みじゃなくて、社会全体に外在する問題なんだと思うな。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
哲学って、人間の内面を探るだけじゃなくて、外界との関係、つまり外在するものについても考えるんだね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
そうか、この理論では、知識ってのは脳の中にあるだけじゃなく、本やインターネットといった外在するものにも宿るって考え方なんだ!
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite