叩き起こす
たたきおこす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to wake (someone) up (roughly)
文例 · 用例
橋の下の大地の臥床が、贅沢乍ら落ち付きのある、最上等の寝室に変って、荒筵がスプリングの寝台に化け、街灯の遠い光が、美しい電灯の近い光に、そして何時も私の寝込を襲って、叩き起こす髯武者のお巡りさんが、思いもよらぬ美しく若い女中に変って居るのです。
— 第七夜 歓楽の夢魔 『新奇談クラブ』 青空文庫
ベルをもう一度鳴らして叩き起こす。
— The Weight of the Crown 『王冠の重み』 青空文庫
叩き起すやうにして女の家に入つて暫く話してゐられると、附近で突然銃声が二発起つて人の騒ぐけはひがした。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
「あの男は、まだ眼が覚めないか、起しに行ってやろうかな、しかし炬燵へ入ってああして熟睡しているところを叩き起すも気の毒じゃ、疲れて昼は休んでいる」 主膳があの男というのは、ここの屋敷に籠っているはずの机竜之助のことでありましょう。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
彼ら四人は椅子を向い合せにして語らっていたので、自分の椅子を平行に直してねむるために、寝ている他人を叩き起す必要があったのである。
— 秋田犬訪問記――秋田の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
空襲警報になると正一郎は国民服にゲートルをまいて、カメの首すじつかんで叩き起す。
— 坂口安吾 『淪落の青春』 青空文庫
火をつけて、カメをおどかしてやろうと思って、カメを叩き起すつもりで戻ってきた。
— 坂口安吾 『淪落の青春』 青空文庫
「何が變なんだ」「五郎助と貫六といふ、二人の道化を叩き起すと、揃ひも揃つて、鉢卷なんかして居ますよ。
— 死の踊り子 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
深夜の火災報知器の音に、住民たちは眠りから叩き起こされた。
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昼過ぎまで寝ている息子を、母親が布団を剥ぎ取って叩き起こした。
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合宿の朝は、先輩たちが大声を出しながら後輩を叩き起こして回る。
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標準
to awaken (someone) by knocking at the door
作例 · 標準
急用ができたので、隣人を玄関のドアを激しく叩いて叩き起こした。
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夜中に酔っ払った友人が訪ねてきて、家の扉を叩き起こされて困った。
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宿屋の主人がドアを叩き、出発の時間だと客を叩き起こした。
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