目覚め
めざめ
名詞頻度ランク #6602 · 青空 129 例
標準
waking
文例 · 用例
近代にあつて、このむしの状態に陥らないためには、人は鈍感であるか又、非常に所謂「常に目覚めてあれ」の行へる人、つまりつねに前方を瞶めてゐる、かの敬虔な人である必要がある。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
芸術は扨措いて、生活の中ででもそのやうな手合は困るのであつて、それらの人が朝目覚めた時の無念無想、即ち瞑想状態が、精神にも物質にも有益であつて、其処にこそ現実があり欣怡のあることに想到されるやう、私一介の馬鹿は希つてゐる。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
」彼は目覚めに夜着から頭を出す、恰度其の時のやうに彼が学校に対する過去一年間を振返つた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
それから、何という表題の書物であったか、若い僧侶が古い壁画か何かの裸体画を見て春の目覚めを感じるという場面を非常にリアルな表現をもって話して聞かせた事があった。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
秋の一日こんな朝、遅く目覚める人達は戸にあたる風と轍との音によつて、サイレンの棲む海に溺れる。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
殊に文筆の上で国民指導の位置にある学者と文士と新聞雑誌記者とが民族意識に深く目覚めて、国語の純化に努力し、外来語の排撃に奮闘し、社会の趣味を高きへ導くことを心掛けなければならない。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
そしてふかぶかと胸一杯に匂やかな空気を吸い込めば、ついぞ胸一杯に呼吸したことのなかった私の身体や顔には温い血のほとぼりが昇って来てなんだか身内に元気が目覚めて来たのだった。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
いつもの朝寝坊が、けさに限って、こんなに早くからお目覚めになっているとは、不思議である。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
作例 · 標準
新しい朝の目覚めは、いつも希望に満ちている。
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深い眠りからの目覚めは、体が軽くなったように感じる。
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「ああ、この目覚めは最高だね。」と彼は伸びをした。
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