揺り起こす
ゆりおこす
動詞-五段-サ行
標準
to shake someone awake
文例 · 用例
祖母の筆跡は、それ自体がさまざまな思い出を揺り起こすメッセージです。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
母親がお前もうお起きよ、学校が遅くなるよと揺り起こす。
— 田山花袋 『一兵卒』 青空文庫
たとえば、わたしが突然に深い睡眠状態におちいって――それはあなたが揺り起こすことの出来ないような深い睡眠状態におちいったとして、その時わたしは眼ざめた後に訴えることの出来ないほど正確に、あなたの問いに答えることが出来ます。
— 貸家 『世界怪談名作集』 青空文庫
僕はどうにかこうにか起きあがって、右の手で船長を揺り起こすと、船長は唸りながらからだを動かしていたが、ようようにわれにかえった。
— 上床 『世界怪談名作集』 青空文庫
」 クリストフは、胎のすわらない連中の中を、あたかも眠ってる樹木を揺り起こす風のように通りすぎていった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
また揺り起こすのは残酷だし、痛んだ脳を休める必要がある。
— A Secret Service 『諜報部』 青空文庫
どうか、ちょっとその、お眼をおさましなすってください」 急に耳もとで何かガヤガヤ騒々しいし、しきりに揺り起こす者があるので、武松がふと眼をあくと、県の役人やら名主やら……のみならず往来いっぱいな群集までが、「虎退治のお客さんはあれだ。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
若し此のとき、要之助が、藤次郎に対して返事をするか、又は藤次郎が彼をゆりおこすかして、当然二人の間に或る会話が取り交されたならば、或いは二人の中の一人が、生命を失うようなことにはならなくてすんだかも知れない。
— 浜尾四郎 『夢の殺人』 青空文庫
作例 · 標準
「もう朝だよ!」と、母は私を揺り起こした。
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彼は寝坊助な弟を、毎日苦労して揺り起こしている。
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優しい日差しが、私をそっと揺り起こしてくれる。
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