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揚力

ようりょく
名詞頻度ランク #42627 · 青空 1
1
標準
dynamic lift
文例 · 用例
そのうちに蜂は一度羽根を拡げて強く振動させた、おそらく飛び上がろうとしたのであろうが、虫の重量はこの蜂の飛揚力以上であったと見えて少しも動かなかった。
寺田寅彦 蜂が団子をこしらえる話 青空文庫
ツラン方は、主将の勝利を確信しているらしく、間々に鬨の声をあげては、悠揚力を籠めた羯鼓を打込んだ。
宮本百合子 古き小画 青空文庫
しかし、奇妙なことに、そういう一面の活況にもかかわらず、真の日本文化の高揚力というものが、若々しいよろこびに満ちた潮鳴りとして、私たちの実感の上に湧きたち、押しよせてこないようなところがある。
――新日本文学会の由来―― 歌声よ、おこれ 青空文庫
展相から展相へ、有機體から有機體への高揚力はその際、運動の論理的性質のうちにでなく、却て自己把捉の無意識的な状態から絶えず明瞭な、意識的な状態へ向ふ同一性の努力のうちに、それ故に有機的宇宙の一の合目的的な根本衝動のうちに横たはつてゐる。
三木清 歴史哲學 青空文庫
それに、若しワラタ号が遭難したものならば、何かしら其の証跡――桿浮標、救命帯、甲板椅子、屍体など、比較的浮揚力の多い物――が現場附近の海面に流れていて、船の運命を暗示していなければならないことは前に言った。
牧逸馬 沈黙の水平線 青空文庫
せっかく充填した圧搾空気が効力を失い、浮揚力を失ってしまうじゃないか。
寺島柾史 怪奇人造島 青空文庫
必ず祖国へ帰れよ」「圧搾空気は瓦斯のようなわけにはいかぬから、やがて風船の浮揚力は失うが、それまでにこの魔の海を脱れ出るがよい。
寺島柾史 怪奇人造島 青空文庫
風船の墜落 僕等を乗せた風船が、風に吹きつけられて、やっと、大渦巻の圏内を脱したとおもうころ、予期したとおり、いや案外にはやく麻袋の風船は、浮揚力を失って、大海原に墜落した。
寺島柾史 怪奇人造島 青空文庫
作例 · 標準
飛行機は翼の揚力によって空を飛ぶ。
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この形状は、水の揚力を利用して船を速く進ませる。
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揚力と重力のバランスが飛行の鍵となる。
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