常例
じょうれい
名詞
標準
usual practice
文例 · 用例
けれども連中、だれも黙礼すら返さない、これが常例である。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
五 幼い Ennui 夏休み中に一度は子供等を連れて近くの海岸へ日返りの旅をするのが近年の常例になっていた。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
この土地常例の驟雨があって後、夕方間近くなって、男は私だけに向って、「ちょっとその辺を散歩しましょう。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
凡そ俺は知る限りの酒客の中で斯んな科白を投げられて適当と思ふ人物を発見したためしはないのであるが、たつたひとり俺だけは、この言葉に厭といふほど打ちのめされる思ひがするのが常例なのだ。
— 牧野信一 『ひとりごと』 青空文庫
大抵の家では米の菱餅を出すのが常例であるが勘次にはさういふ暇がないのでおつぎは僅に小豆飯を炊て重箱を持て行つたのであつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
このあたりの花は、今年は時ならぬ霙や雨に妨げられて咲きおくれたといふものゝ、東京から見ると十日あまりも早いのが常例とのことである。
— 牧野信一 『書斎を棄てゝ』 青空文庫
だが、そのやうな類ひの文通は多くの場合、是非お目にかゝりたい、とか、お訪ねしても関はぬか、とかいふことになるのが常例なものだが、美奈子のそれには今日の日まで一言もそんな類ひの言葉は誌された験がなかつた。
— 牧野信一 『階段』 青空文庫
常例以上はなやかにそれらの式も行なわれたのである。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼の遅刻は常例となっており、誰も驚きません。
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会議の冒頭で、前回の議事録を確認するのが我々の常例です。
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「またこれ?もう常例になってるよ、君のそういうところ。」
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