春の七草
はるのななくさ
表現名詞
標準
seven vernal flowers (Java water dropwort, shepherd's purse, Jersey cudweed, common chickweed, Japanese nipplewort, turnip, and daikon)
文例 · 用例
さてこの物語の起った年は、師走から春の七草かけて、一たびも日金が颪さず、十四五年にも覚えぬという温暖さ、年の内に七分咲で、名所の梅は花盛り、紅梅もちらほら交って、何屋、何楼、娘ある温泉宿の蔵には、雛が吉野紙の被を透かして、あの、ぱっちりした目で、密と覗いても見そうな陽気。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
暮の二十四、五日頃から春の七草、即ち小学校の冬季休業の間は、元園町十九と二十の両番地に面する大通り(麹町三丁目から靖国神社に至る通路)は、紙鳶を飛ばす我々少年軍に依て殆ど占領せられ、年賀の人などは紙鳶の下をくぐって往来した位であった。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
」 十 春の七草に、若林は銀子のペトロンとして春よしの芸者全部に昼間の三時から約束をつけ、藤川へ呼んだ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」十 春の七草に、若林は銀子のペトロンとして春よしの芸者全部に昼間の三時から約束をつけ、藤川へ呼んだ。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
暮れから春の七草までに彼は四百両あまりの金を振り撒いてしまった。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
暮れの二十四、五日ごろから春の七草、すなわち小学校の冬季休業のあいだは、元園町十九と二十の両番地に面する大通り(麹町三丁目から靖国神社に至る通路)は、紙鳶を飛ばすわれわれ少年軍によってほとんど占領せられ、年賀の人などは紙鳶の下をくぐって往来したくらいであった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
此に対して、春の七草もある。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
春の七草は、近世では禁厭ひの物である。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
作例 · 標準
1月7日には、無病息災を願って「春の七草」をお粥にして食べる習慣がある。
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スーパーでは、お正月に食べるための「春の七草」セットが販売されていた。
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庭で摘んだばかりの「春の七草」は、独特の香りがして清々しい気持ちになる。
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