自然神学
しぜんしんがく
名詞
標準
natural theology
文例 · 用例
それらの学者の一人ピエール・ビュネルは、当時博学の聞えすこぶる高かった人で、数日のあいだ他の学者たちと共に父の家に足をとめたが、出発にのぞんで、『レーモン・ド・スボン先生著、自然神学、別名もろもろの被造物の書』と題する一冊の本を父に贈った。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
* モンテーニュがここに自分の『自然神学』の翻訳について述べていることは、彼の訳書の巻頭にかかげられている父に宛てた献呈文の内容と一致しているけれども、到底すなおにそのまま信ずるわけにゆかない。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
この『自然神学』は、その分量から言ってもそう短時間で訳了されるわけはないし、モンテーニュは父からこの書を示されるまでもなく、一五六五年以前からこの書の存在に注意を払っていたと信ぜられる根拠が、本章そのものの中にすらかくれている(次の頁のトゥルネブスに関する記述を見よ)。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
モンテーニュ訳『自然神学』は印刷の日付一五六八年十二月三十日として、一五六九年早々にパリの書店から出版されたというのが事実である。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
この人は一五六五年に死んでいるから、モンテーニュが『自然神学』を知ったのはそれ以前であることがわかる。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
* これはレーモン・スボンの自然神学をもふくめて古来の神学説に対する批評である。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
ルーヴル宮においてはもちろん新教の行事が禁じられていたし、兄アンリ三世に対する気兼もあったからではあるが、孤独のマルグリットはこの間にカトリック教の信仰を篤くし、特にレーモン・スボンの『自然神学』に傾倒してわずかに煩悶を忘れていた。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
彼女の良心のただ一つのよりどころとなっている『自然神学』がそこでさんざんな非難をあびていることは、既に風の便りでも十分に知っている。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
「『自然神教』では、神は世界を創造したが、その後は直接介入しないとされる。」
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「啓蒙時代には、『自然神教』の考え方が広まりました。」
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「『自然神教』の信者は、聖典よりも理性や自然を重視する傾向がある。」
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ウィキペディア
自然神学 とは、人間の自然的な能力(例えば理性)に基づいて神学的な問題(例えば神の存在)を議論しようとする、哲学または神学の一形態である。通常、啓示神学と区別される。
出典: 自然神学 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0