宗教哲学
しゅうきょうてつがく
名詞
標準
philosophy of religion
文例 · 用例
しかるに万葉から古今を経るに従って、この精神には外来の宗教哲学の消極的保守的な色彩がだんだん濃厚に浸潤して来た。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
たしか宗教哲学者オットーも、宗教の極致は空だと説いています。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
アウグスチヌスの自覚の哲学は、キリスト教的実在即ち歴史的実在を把握したとも考え得るが、中世哲学は宗教哲学であった。
— 西田幾多郎 『デカルト哲学について』 青空文庫
そこには論理的立場の転回がなければならない(「予定調和を手引として宗教哲学へ」参照)。
— 西田幾多郎 『デカルト哲学について』 青空文庫
カントは宗教哲学においてはやはり三段階を立てている。
— 結論――自分の立場 『明治哲学界の回顧』 青空文庫
ここでは岡倉天心の茶の本とか唐詩選、安倍能成と云う方のカントの宗教哲学と云ったぜいたくな書物まで乱読しました。
— 林芙美子 『文学的自叙伝』 青空文庫
書物の選択から推して見ると、この男は宗教哲学のようなものを研究しているらしい。
— ハンス・ランド Hans Land 『冬の王』 青空文庫
教科書らしい者はウイリアムの政治汎論だけで、其外皆宗教哲学の書籍であつた。
— 死線を越えて 『死線を越えて』 青空文庫
作例 · 標準
神の存在を論理的に考察する宗教哲学の古典を、ラテン語の原典に当たって読み解く。
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宗教哲学の授業で、信仰の不合理性と理性の限界について学生たちが熱い議論を交わした。
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彼は生涯をかけて、東西の宗教哲学を融合させ、現代にふさわしい新しい死生観を構築しようとした。
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ウィキペディア
宗教哲学 とは、宗教の存在意義や本質を究明する哲学の一分野である。18世紀末ごろにヨーロッパにおいて成立した。特定宗教の信仰内容を学問的に基礎づけることを目的とする神学や、もろもろの宗教現象を学際的な方法によって実証的に研究する宗教学とも異なり、宗教一般の本質ないし、あるべき姿を探求するとともに、宗教を理性にとって納得のゆくものとして理解することを目的とする。
出典: 宗教哲学 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0