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自然哲学

しぜんてつがく
名詞
1
標準
natural philosophy
文例 · 用例
ただの「人間の言語」だけであった昔の自然哲学は、これらの道具の掘り出した「自然自身の言語」によって内容の普遍性を増して行った。
寺田寅彦 言語と道具 青空文庫
なんとなれば現代の精密科学は本質的に昔の自然哲学とちがった要素をもっているからである。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
しかもこれらの新原理の開拓者等はその余りに自然哲学的な考えのために厳しい攻撃をさえ受けなければならなかったのである。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
即ち、その時代に、ギリシャに自然哲学者が出まして、宇宙及び人類の生成について考え万物の本源を地水火風の四元素に帰し、この四元素が離合集散して万象を形成して居るのだという所謂機械説を樹てたのであります。
小酒井不木 人工心臓 青空文庫
自然科学者がもし物質を又電磁気を自然の本質と呼ぶならば、或いは又自然哲学者が神をそれと見たならば、それは今の意味に於てである。
――理論の輪郭―― 性格としての空間 青空文庫
晩年の未完成品『自然科学の形而上学的原理から物理学への推移』を除くならば、之はカントの自然哲学上の注目すべき作品の殆んど最後に位いするものである。
戸坂潤 エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説 青空文庫
この萌芽を宿す前批判期の自然科学的・乃至・自然哲学的な多くの著述の内でも、特に『活力の真の計算に就いての考察』(一七四六年)、『物理的単子論』(一七五六年)及び『運動と静止との新説』(一七五八年)の三者は、その問題から見てもその取り扱いの精神から見ても、殆んどこの著作の断片的前身でなければならない。
戸坂潤 エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説 青空文庫
さてすでに明らかとなっている通り、カントの自然哲学は物の存在を予想していた筈である。
戸坂潤 エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説 青空文庫
作例 · 標準
アイザック・ニュートンは、自然哲学の分野で画期的な業績を残した。
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古代ギリシャでは、自然哲学が科学の源流となった。
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現代科学の発展により、かつての自然哲学は物理学や化学といった専門分野に分かれていった。
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ウィキペディア

自然哲学 とは、自然の事象や生起についての体系的理解および理論的考察の総称であり、自然を総合的・統一的に解釈し説明しようとする形而上学である。自然学 と呼ばれた。自然、すなわちありとあらゆるものごとのnature に関する哲学である。しかし同時に人間の本性の分析を含むこともあり、神学、形而上学、心理学、道徳哲学をも含む。自然哲学の一面として、自然魔術 がある。自然哲学は、学問の各分野の間においても宇宙の様々な局面の間でも、事物が相互に結ばれているという感覚を特徴とする。

出典: 自然哲学 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0