幻辞.com

北端

ほくたん
名詞頻度ランク #34375 · 青空 179
1
標準
northern extremity
文例 · 用例
ほどなく暑中休暇にはいり、東京から二百里はなれた本州の北端の山の中にある私の生家にかえって、一日一日、庭の栗の木のしたで籐椅子にねそべり、煙草を七十本ずつ吸ってぼんやりくらしていた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
私たちの借りている家賃六円五拾銭の草庵は、甲府市の西北端、桑畑の中にあり、そこから湯村までは歩いて二十分くらい。
太宰治 美少女 青空文庫
」 神通は富山市の北端を流るる北陸七大川の随一なるものである。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
しかし、この本州の北端の町にも、艦載機が飛んで来て、さかんに爆弾を落して行く。
太宰治 青空文庫
興奮のあまり、その本州北端の一小都会に着いたとたんに、少年の言葉つきまで一変してしまっていたほどでした。
太宰治 おしゃれ童子 青空文庫
村の北端をゆるゆると流れていた三間ほどの幅の神梛木川が、ひとつき続いた雨のために怒りだしたのである。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
それから五日目に雨がやんで、十日目にようやく水がひきはじめ、二十日目ころには神梛木川は三間ほどの幅で村の北端をゆるゆると流れていた。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
東京の文学者たちにさえ気づかなかった小品を、田舎の、それも本州北端の青森なんかの、中学一年生が見つけ出すなんて事は、まず無い、と井伏さんの創作集が五、六冊も出てからやっと、井伏鱒二という名前を発見したというような「人格者」たちは言うかもしれないが、私は少しも嘘をついてはいないのである。
太宰治 『井伏鱒二選集』後記 青空文庫
作例 · 標準
この岬は、本島の北端に位置する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼らは国の北端にある小さな村で暮らしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
灯台は、大陸の北端から遠く海を見守っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash