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薄謝

はくしゃ
名詞
1
標準
small consideration (remuneration, token of gratitude)
文例 · 用例
私はその一部分書き写して「左の一文を解釈せよ」といふやうなことで薄謝を呈することにして何処かの雑誌に掲載するつもりであつた。
尾形亀之助 身辺雑記 青空文庫
で、薄謝を呈することが出来得なくなつたが、せつかく思ひついたことがらであるから、その変な文章の初め二三行を書き写す。
尾形亀之助 身辺雑記 青空文庫
薄謝と書いた紙包に百五十円入っていた。
宮本百合子 年譜 青空文庫
十五 私が去年の十一月学習院で講演をしたら、薄謝と書いた紙包を後から届けてくれた。
夏目漱石 硝子戸の中 青空文庫
――もうここの掃除は飽き飽きしていたところだ、ちょうどいいや、ネ……ちょうどいいよ、お通さん」七「わしの寸志じゃ……まことに薄謝だが、お通さん、路銀のたしに納めてくだされ」 手文庫の貧しい中から、氏富は、いくらかの金をつつんでそこへ出した。
火の巻 宮本武蔵 青空文庫
窓の向ふにはくしゃくしゃに縮れた雲が痛々しく白く光ってゐた。
宮澤賢治 圖書館幻想 青空文庫
当の狙われた若い妓は、はッと顔を背けたので、笹葉は片頬外れに肩へ辷って、手を払って、持ったのを引払われて、飴の鳥はくしゃん、と潰れる。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
そして、私もまた、あぶみだの、はくしゃだの、たづなだのを作りました。
四、船乗シンドバッド アラビヤンナイト 青空文庫
作例 · 標準
大変お世話になりましたが、これはほんの薄謝でございます。
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講演会のお礼に、心ばかりの薄謝をお渡しした。
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彼は薄謝にもかかわらず、快くボランティアを引き受けてくれた。
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