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措いて

おいて
表現
1
標準
except
文例 · 用例
芸術といふものが、衣食的実用品ではなくて、謂はば臨時に生の余剰価値をこの人生に附加することであるから、つまり創造であるから、「存在の姿」を持つといふことは何を措いても必須のことである。
中原中也 撫でられた象 青空文庫
要するに芸術的欲求の起原たる直観の稀薄を措いて、且はその直観が人為的に増減を許さぬものであることを措いて、芸術不振をたゞ不振であるからとて何とかしようとする一切の提案は、徒労に終ることに気が付かなければならぬ。
中原中也 近頃芸術の不振を論ず 青空文庫
彼に就いて語りたい、実に沢山なことをさし措いて、私はもう筆を擱くのだが、大変贅沢をいつても好いなら、富永にはもつと、相像を促す良心、実生活への愛があつてもよかつたと思ふ。
中原中也 夭折した富永 青空文庫
芸術は扨措いて、生活の中ででもそのやうな手合は困るのであつて、それらの人が朝目覚めた時の無念無想、即ち瞑想状態が、精神にも物質にも有益であつて、其処にこそ現実があり欣怡のあることに想到されるやう、私一介の馬鹿は希つてゐる。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
そういう根本的な問題はしばらく措いて、具体的に各種の文学の中に含まれている普通の意味での科学的要素の分布を考えてみよう。
寺田寅彦 文学の中の科学的要素 青空文庫
(それを措いては、我々には他のいかなる使命もありません。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke ドゥイノ悲歌 青空文庫
その火を措いて一点の燈火も見えずにこの谿は暮れてしまおうとしているのである。
梶井基次郎 冬の蠅 青空文庫
敵から感謝状を送られたのは、恐らく君を措いて外にはあるまい。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
作例 · 標準
例句
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