貫属
かんぞく
名詞
標準
registered domicile in the family register
文例 · 用例
もと豊後の杵築の藩士で、大阪|中の島にあった藩の蔵屋敷の定詰であったが、御一新後大阪府の貫属となって江戸|堀に住んでいた。
— 田中貢太郎 『神仙河野久』 青空文庫
当時磐の身分は「静岡県貫属士族」で、其戸籍は「静岡第五大区百姓安右衛門方同居」であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
その日をもって邦夷は開拓使貫属に任ぜられた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
したがって彼ら家臣の一団も貫属として、昔の家禄をある程度取りもどすことが出来ていたかも知れない。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
そこへ阿賀妻は開拓使貫属の資格でやって来た。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
」「――――」「開拓使貫属としてお届けにまいった――」と彼は追っかけて名乗った。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
彼は小さい声で「開拓使貫属――」とつぶやきながら衝立のあちらに消えた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
「開拓使貫属――」と、そう云いながら、阿賀妻は相手の眼をまッ直ぐに注視して一足前に進んだ。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
作例 · 標準
彼は生まれた時から、この土地に貫属している。
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結婚を機に、妻の貫属する町へ移り住んだ。
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古い戸籍謄本を取り寄せ、先祖の貫属を調べている。
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江戸時代、人々は特定の藩に貫属し、移動は制限されていた。
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標準
being under the control of a local authority
作例 · 標準
その地域は、隣接する大名の支配下に貫属することになった。
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彼は幕府に功績を認められ、新たに三つの村を貫属された。
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この寺院は、古くからこの地域の領主に貫属してきた。
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反乱軍は次々と都市を攻略し、その支配下に貫属させていった。
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