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鶯谷

おうこく
名詞
1
標準
warbler being in a valley
文例 · 用例
鶯谷という順に、その到る処、花が咲いていたように思います。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
ご都合まで、ご存分な処まで、は、は、は、と口を圧えて笑うと、お絹が根岸の藍川館――鶯谷へ、とこの人の口でいうと、町が嬉しがって、ほう、と微笑んで鳴きそうに聞えた。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
広小路の数万の電燈、靄の海の不知火を掻分けるように、前の俥を黒門前で呼留めて「上野を抜けると寂しいんですがね、特に鶯谷へ抜ける坂のあたり、博物館の裏手なぞは。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
ぶつぶつと、我とも分かず、口の裡で、何とも知らず、覚えただけの経文を呟き呟き、鶯谷から、上野の山中をって歩行いた果が、夜ふけに、清水の舞台に上った。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
胎毒ですか、また案じられた種痘の頃でしたか、卯辰山の下、あの鶯谷の、中でも奥の寺へ、祖母に手を引れては参詣をしました処、山門前の坂道が、両方|森々とした樹立でしょう。
泉鏡花 菊あわせ 青空文庫
お前どうした、狙ったか、」「二晩ばかりつけました、上野の山ね、鶯谷ね、杖でも持ちゃあがって散歩とでも出掛けてみろ、手前活しちゃあ帰さねえつもりで、あすこいらを張りましたけれど、出ませんや。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
鶯谷を下りて御院殿を傍に見て、かの横町へ入ると中ほどの鴨川の門の前に、二頭立の馬車が一台、幅一杯になって着いていた。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
鶯谷へついたとき、人々はせき立って、窓から降りはじめた。
宮本百合子 一刻 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
valley in which warblers live
作例 · 標準
例句
3
標準
remaining obscure and unsuccessful
作例 · 標準
例句
鶯谷(おうこく) — 幻辞.com