点耳
てんじ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
administration of ear drops
文例 · 用例
T「宿を間違えてんじゃ無い?
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
八幡樣の裏の渡し場へ出ようと思つて、見當を取違へて、あちらこちら拔け裏を通るうちに、ざんざ降りに降つて來た、ところがね、格子さきへ立つて、雨宿りをして、出窓から、紫ぎれのてんじんに聲をかけられようといふ柄ぢやあなし……」「勿論。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
上も下もすっかり黒ずくめで、それがとてもじょうとうのきれで、その上にエナメルのくつをはき、押しつぶすと、てんじょうと縁鍔だけになるぼうしをかぶっていました。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
」 坂野は苦笑して、「――女房逃げちゃったンでさア」「へえン」「だから、ショボショボしょげてるッてんじゃねえですがね。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
まだこの世にいるやつなら、どんと来いなんですが、腸チフスで死んだ男がね、自分を殺した下水を調べにきてんじゃねえか、って思ったんで。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
そこのてんじょうは、高価なガラスの葉をひろげた、大きなしゅろの木のかたちになっていました。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
煙はてんじょうの下にたちまよって、どこからともなくでていきました。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
もみの木のてっぺんにつけてある金紙の星が、うまくてんじょうにしばりつけてなかったら、きっと木は、あおむけにひっくりかえされたことでしょう。
— GRANTRAEET 『もみの木』 青空文庫
作例 · 標準
医師の指示に従い、毎日欠かさず点耳を行っている。
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子供が嫌がらないように、寝ている間にそっと点耳した。
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点耳後は、しばらく耳を上にして安静にしてくださいと説明された。
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