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塗り

ぬり
名詞頻度ランク #7409 · 青空 507
1
標準
coating (esp. lacquering)
文例 · 用例
客車の中は白塗りのがらんどうで、ただ片側の壁に幅の狭い棚のような腰掛があるだけである。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
机の前に坐って傍の障子を見ると、姪がいつの間にか落書したのであろう、筆太に塗りつけた覚束ない人形の絵が、おどけた顔の横から両手を拡げている。
寺田寅彦 障子の落書 青空文庫
想像するがままに任せた山、感情を塗りかえした山、その山の暗き森と、深い谷、過去へと深く行き、遠く行くだけ、紀念は次第に成熟する、石の上を走っている水の面の経緯は、幾世の人の夢を描いては消し、消しては描いているのである。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
物差のようなもので半分を赤く半分を白く塗り分けたものがある。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
巻物の中にはところどころに真黒な墨で塗りつぶしたところがある。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
寒い間は休んで今年若葉の出る頃から此の秋迄に十五六枚か、事によると二十枚程の畫布を塗り潰した。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
尤も戸外と云つても唯庭をあちらから見たり此方から見たり、或は二階か近所の屋根や樹の梢を見た處など、もしこれが本當の畫家ならば始めからてんで相手にしないやうなものを、無理に拾ひ出し、切り取つては畫布に塗り込むのであつた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
近年急に襲うて來た「改造」の嵐の爲に、我邦の人の心に自然なあらゆるものが根こぎにされて、其の代りにペンキ塗りの思想や蝋細工のイズムが、新開地の雜貨店や小料理屋のやうに雜然と無恰好に打建てられて居る最中に、それ程とも思はれぬ天然の風景が方々で保存せられる事になるのは、せめてもの事である。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
作例 · 標準
この漆器は、美しい塗りによって高級感が増している。
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職人は、一つ一つの製品に丁寧に塗りを施していく。
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塗りの技術は、日本の伝統工芸において非常に重要だ。
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