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刷毛

はけ異読 ハケ
名詞頻度ランク #40374 · 青空 410
1
標準
brush (for painting, basting, etc.)
文例 · 用例
雪雲 天気のよい日、空際遥かに真白な雲が刷毛ではいたようにあるいは細かい鱗のように棚引いている事がある、あの雲は普通の低い雲とはちがって皆雪片から出来ているという。
寺田寅彦 雪の話 青空文庫
顔のここらへちょっと一|刷毛、どうですこの色は新しいね。
寺田寅彦 二科狂想行進曲 青空文庫
晩に、どこかへ大隊長が出かけて行く、すると彼は、靴を磨き、軍服に刷毛をかけ、防寒具を揃えて、なおその上、僅か三厘ほどのびている髯をあたってやらなければならなかった。
黒島伝治 青空文庫
大抵此雲見ゆる時は、空青く澄みて色美しく凪ぎわたりたるに、刷毛にてひきたる如く淡く白く天に横たはるなり。
幸田露伴 雲のいろ/\ 青空文庫
大部分はただ緑色で、それに濃い紫の刷毛目を引いた花冠は、普通の意味ではあまり美しいものではないが、しかしそのかわりにきわめて品のいい静かに落ち着いた美しさがあった。
寺田寅彦 病室の花 青空文庫
近くでは、日の黄を交えて草緑なのが、遠く見透すと、印度藍を濃く一刷毛横になすった様な海の色で、それ丈けを引き放したら、寒い感じを起すにちがいないのが、堪え切れぬ程暑く思える。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
お祖母さんが最後に「よいとな」と大きく調子をとって、車台へ登ると蹴込みに敷いてある獅子の毛皮のようなもじゃもじゃした布の上に「つぁらっ」と擦れる音がして、新らしい後歯がかすかに刷毛でのべた様な赤土のあとをつけた。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
」 と、また一刷毛瞼を染めつつ、「人様御迷惑。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
作例 · 標準
ケーキに溶かしバターを塗るために、新しい刷毛を買った。
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職人は刷毛を使って、壁に漆喰を丁寧に塗っていった。
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絵の具の刷毛をきれいに洗って、次回の制作に備える。
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ウィキペディア

刷毛(はけ)とは、木やプラスチックなどでできた柄の先端に多数の毛を取り付けた道具。漢字では「刷子」とも書かれる(ただし、「刷子」は「ブラシ」とも読まれる)。

出典: 刷毛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0