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嫁ぎ

とつぎ
名詞頻度ランク #44676 · 青空 0
1
標準
marrying into (a family)
文例 · 用例
幼少の折父母を失いければ、鎌倉なる赤城家に嫁ぎたる叔母の許にて養われぬ。
泉鏡花 活人形 青空文庫
それまでに叔母の次女は嫁ぎ、三女は死に、長女は齒醫者の養子をとつてゐた。
太宰治 思ひ出 青空文庫
いちばん上の姉は死に、次の姉は嫁ぎ、あとの二人の姉はそれぞれ違ふまちの女學校へ行つてゐた。
太宰治 思ひ出 青空文庫
其愀然として胡国に嫁ぎたるもの、匈奴が婚を強ひたるに外ならず。
泉鏡花 愛と婚姻 青空文庫
甲府の妻の里では、父も母も亡くなり、姉たちは嫁ぎ、一ばん下の子は男で、それが戸主になっているのだが、その二、三年前に大学を出てすぐ海軍へ行き、いま甲府の家に残っている者は、その男の子のすぐ上の姉で、私の妻のすぐの妹という具合いになっている二十六だか七だかの娘がひとり住んでいるきりであった。
太宰治 薄明 青空文庫
ところが、嫁ぎ先の寺田屋へ着いてみると姑のお定はなにか思ってかきゅうに頭痛を触れて、祝言の席へも顔を見せない、お定は寺田屋の後妻で新郎の伊助には継母だ。
織田作之助 青空文庫
「もと六人ありしが、一人はわが友なるファブリイス伯に嫁ぎて、のこれるは五人なり。
森鴎外 文づかひ 青空文庫
そこで、対局中玉江といふ令嬢が附きつ切りで、坂田の世話をすることになつたのであるが、ひとつには坂田がこのひとを連れて来たのは、嫁ぎもせず自分の面倒を見て来てくれた娘に、自分の将棋を見せるためでもあつた。
織田作之助 聴雨 青空文庫
作例 · 標準
彼女は名家への嫁ぎが決まり、連日お茶やお花の稽古に励んでいる。
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「娘の嫁ぎを見届けるまでは死ねない」と、入院中の父は何度も口にしていた。
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嫁ぎの衣装である白無垢を纏った彼女は、雪のように白く、そして美しかった。
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2
標準
sexual intercourse
作例 · 標準
古い文学作品には、男女が契りを交わす場面で「嫁ぎ」という言葉が控えめに使われている。
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かつての村落共同体では、嫁ぎの儀礼が単なる男女の結びつき以上の意味を持っていた。
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その古典的な詩には、初めての嫁ぎに戸惑う若い女性の心情が繊細に描写されている。
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