排外主義
はいがいしゅぎ
名詞
標準
antiforeignism
文例 · 用例
帝国主義戦争開始以来、ボルシェビキ中央委員会は、「自国帝国主義政府の敗北」「戦争を内乱へ」のスローガンを掲げて、社会排外主義者、祖国擁護論者プレハノフ一派の裏切りと徹底的に闘争した。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
三十年間にうけた抑圧との闘いによってプロレタリアとして目覚めた一移民労働者が、今や彼の賃金を百ドルから七十ドルに切り下げる恐慌に対して、利害の衝突する二つの資本主義国家間の泥仕合的排外主義に対し、ピオニイルの養成にも熱誠を示すというようなのでは決してない。
— ――「亀のチャーリー」「幼き合唱」「樹のない村」―― 『一連の非プロレタリア的作品』 青空文庫
それは三十六年の昔の事であつたが、扨又時勢が移り變つて昨今世の中に排外主義が流行して居る今日、日本から外國に行て居る人は隨分多いだらう。
— 福澤諭吉 『明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説』 青空文庫
多い其人達は、本國に排外主義の流行する噂を聞いて如何に感ずるだらうか。
— 福澤諭吉 『明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説』 青空文庫
マア日清戰争で以て日本人の肩身が廣くなつたと云つて大いに得意になつて居たのだ、又今度は倒さまに排外主義の流行の爲めに、折角日清戰争で擴げた肩身が狹くなりは爲ないかと、甚だ私は氣の毒に思ふ。
— 福澤諭吉 『明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説』 青空文庫
今も云ふ通り、近來日本人が排外主義とか何とか云て、動もすれば毛唐人とか赤髯とか云ふ噂を度々私などは聞くことであるが、其排外主義も宜しい、自尊自大も宜しいとした所で、果してそれが行はれる事か行はれない事か、少しは勘考して貰ひたい。
— 福澤諭吉 『明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説』 青空文庫
ただ封建領主相互間の一定体制――幕府封建制――の解体が開国とともにいっそう促進されたため開鎖に関する京幕の全国的対立が招致されて、阿片戦争の清朝のような統一的排外に立到らなかったものの、それにもかかわらず各領主下の軽格藩士は、全国を通じて排外主義への道を、早速に運命づけられる状態におかれていた。
— 服部之総 『尊攘戦略史』 青空文庫
摂政となって二年目(一八六六)、当時潜入中の仏人天主教宣教師十二名中九名を断首して、剛愎な排外主義の火蓋を切った。
— 服部之総 『撥陵遠征隊』 青空文庫
作例 · 標準
排外主義は、国際協調の精神に反する。
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