当分
とうぶん
副詞名詞頻度ランク #8759 · 青空 2676 例
標準
for the present
文例 · 用例
そこで、私としては、良心を澄ませる、即ち謙虚な気持を修熟させることが第一だと思ひ、従つて、当分発表するものは、旧作であるから、それがつまらないからといつて、如上の考へをも愚であるとされたくない。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
弱者への慰めのテエマが、まだ当分は、映画の底に、くすぶるのではあるまいか。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
私たちは、当分、自信の無さから、のがれる事は出来ません。
— 太宰治 『自信の無さ』 青空文庫
そして私の推察するに、私の所から逃げた当分は、新しき男とその友人の家などに行つた場合、男を変へたことを少々誇りげにし、その理由として男が自分に教へた理智的な目的を語つたり、もつと気紛れな場合には、私について人に分り易い欠点――そのために彼の女が私を嫌つたのではない欠点を語つたらしいのである。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
その後当分、耕二は何時も裏庭でコソコソ一人遊んだ。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
――そんなら傭入の方は当分止めるだらうに、――いゝえその方は相変ず従前通といふ仕末であつた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
枕を出して午睡しようと思つてる時、「俺には女は当分当抵得られないものだ……」つて言葉の一字一字が、所々ハゲた壁の上にピヨコピヨコみえるやうな気がした。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
「これで、当分は枕を高くして寝られる」と地主たちが安心しかけた処であった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
作例 · 標準
当分、この忙しさは続きそうだ。
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しばらく会えないけど、当分はこれで我慢してね。
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当分、旅行に行く計画はない。
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標準
for a while (from now)
作例 · 標準
彼は当分、一人で過ごす時間を大切にしたいと考えている。
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当分、新しいプロジェクトにかかりっきりになりそうだ。
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雨は当分止みそうにないから、今日は家で過ごそう。
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