暫く
しばらく
副詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #9289 · 青空 10425 例
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文例 · 用例
暫くゆくと自転車を坂の下に落として、自分一人は草を掴めば上れるが、自転車を置いとくわけにもいかずといふ災難者にあつた。
— 中原中也 『(七銭でバットを買つて)』 青空文庫
「西部劇通信」だの「ゼーロン」だのを書いた昭和五年の頃は、彼の返り咲きの観があつたし、評判がよかつたのであるが、あの頃のものよりも、それから暫く後に書いた、水車小屋の壁に凭れて月の明りで手紙を読む短篇なぞの方が、遙かに牧野さんらしいものであると思はれる。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
さて暫く案じた揚句、大抵はお断りすることとなるのでありますが、今もよつぽどお断りしようかと思つた所でありました。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
一種の率直な果敢性をもつ、本能的なその芸術は、その暫く後にいたつて、人々が意志と探究との結果、漸く得た新風を、サツサとやりおほせてゐるのであつた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
私は暫く麦のよく稔つた田園を歩いた後、フト玉を突いてみたい欲望を抱いた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
「暫くでした」とあんな奴が三田村の肩越しに挨拶した。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
――暫くして、「不可ませんようツ!
— 中原中也 『夢』 青空文庫
私はそのうしろに立ったままで暫くもじもじしていたが、やがて決心をつけてベンチへ腰をおろし、佐竹のスケッチブックをそっと覗いてみた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
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