口を割る
くちをわる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to confess
文例 · 用例
どういうホシをつけなすったかしらねえが、割らなきゃ口を割るように、早いところ締めあげておしまいなせえよ」「だめだよ」「ちぇっ、べっぴんだから、おじけが出たんですかい」「うるせえな。
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
当分やす子は口を割るまいと信じていた。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
早速小川君をつれてうかがいましたよ」「いや大分手ごわいので刑事も閉口したらしいのですが、やつとさつき口を割るようになつたので、取り敢えずおしらせしたようなわけで」「ありがとう。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
下宿の親仁は遊び人だから滅多に口を割る気遣いが無いし、ドク・リン氏だって知らないにきまっている。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
親代りの俺が付いとるけに心配すんな」 とか何とか喚き立てながら、口を割るようにして、日陽臭いなおし酒を含ませたので、福太郎は見る見る顔が破裂しそうになるくらい真赤になってしまった。
— 夢野久作 『斜坑』 青空文庫
……結局お前さんが、口を割ることになるのさ。
— LEDI MAKBET MCENSKOVO UEZDA 『ムツェンスク郡のマクベス夫人』 青空文庫
それは三月十日の夜のこと、晩酌の後を曳いて、思はず過した勘兵衞は、お關を側に引付けたまゝ、口を割るやうにして二た猪口三猪口呑ませて、良い心持さうに何やら唸つて居りました。
— 妾の貞操 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「耳朶のない駕籠屋を捜すのはわけはあるまいが、心付けがうんと出ているだろうから、口を割るのは容易じゃあるまいよ。
— 駕籠の行方 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
長い取り調べの末、容疑者はついに口を割って犯行を自白した。
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