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英魂

えいこん
名詞
1
標準
departed spirit
文例 · 用例
ここで幾度か出征兵士の壮行会が催され、英魂が迎えられ、焼夷弾の処置が練習され、防火の訓練が行なわれた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
宗吾眼を見ひらき、御回向辱なしといふを、この世の暇乞ひにて、英魂天に歸し、毅魄地に歸す。
大町桂月 宗吾靈堂 青空文庫
北条氏滅亡の後、間もなく病死して、英魂むなしく筑波山下に眠る。
大町桂月 秋の筑波山 青空文庫
かくして此絶大の風雲児が不世出の英魂は、倏忽として天に帰れり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
そこで、西郷と勝とが大芝居を見せる段取りとなり、この不遇なる人傑は、上州の片田舎に、無名の虐殺を受けて、英魂未だ葬われないという次第である。
Ocean の巻 大菩薩峠 青空文庫
四十九 命ぜられた通りに、宇治山田の米友は、与えられた髑髏をゴシゴシと洗濯しているが、なるほど、数百年来英魂を埋めた泥と見えて、米友の精根を以てしても、なかなか落ちないのであります。
不破の関の巻 大菩薩峠 青空文庫
そして草むす生品の辺をさまよい、幾多の英魂に心からな血涙を手向けては帰った。
吉川英治 上杉謙信 青空文庫
一山の高徳天室、宗謙、その他の衆僧が、曹洞最大な法華をささげて、英魂の冥福をいのるあいだも、義清は、ひとみをあげて、それの壇を仰ぐことができなかった。
吉川英治 上杉謙信 青空文庫
作例 · 標準
戦没者慰霊碑の前で、祖国の平和のために散った英魂に静かに祈りを捧げた。
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この島には、古くからこの地を守ってきた英魂が宿ると伝えられている。
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彼の物語は、困難に立ち向かった人々の英魂を称えるもので、読む者の心に深く響いた。
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