逸聞
いつぶん
名詞
標準
something unheard of
文例 · 用例
此事逸聞らしいから、忘れぬ内に書留めおく)。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
井侯の薨去当時、井侯の逸聞が伝えられるに方って、文壇の或る新人は井侯が団十郎を愛して常にお伴につれて歩いたというを慊らず思い、団十郎が井侯をお伴にしないまでも切めては対等に交際して侯伯のお伴を栄としない見識があって欲しかったといった。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
」 伝右衛門は、こう云う前置きをして、それから、内蔵助が濫行を尽した一年前の逸聞を、長々としゃべり出した。
— 芥川龍之介 『或日の大石内蔵助』 青空文庫
作例 · 標準
あの寡黙な社長が、若い頃はバックパッカーとして世界を放浪していたという痛快な逸聞を耳にした。
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この村には、戦国時代の武将が密かに立ち寄って傷を癒やしたという、知られざる逸聞が語り継がれている。
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彼の伝記を読むと、公の場では決して見せない家族への愛情を示す温かい逸聞がいくつも紹介されていた。
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有名な画家の若き日の逸聞を集めたその本は、美術ファンから密かな人気を集めている。
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