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利き腕

ききうで
名詞
1
標準
one's dominant arm
文例 · 用例
力ずくでは馬子の方が強いらしく、辰蔵は忽ちその利き腕を捻じ曲げられて、床几の上に押し付けられると、床几はかたむいて倒れて、馬子も辰蔵に折りかさなって土間にころげた。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
捕物に馴れている半七に利き腕をつかまれて、暴れ狂っている馬子もいたずらに身をもがくばかりであった。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
かれの目ざしたのは七兵衛であるらしかったが、七兵衛があわてて身をかわすと同時に、かれの利き腕はもう俊之助に掴まれていた。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
格子さきの灯のひかり、彼は半七の顔をすかして視ると、俄かにおどろいて逃げ出そうとしたが、その利き腕はもう半七の片手につかまれていた。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
半七は油断なく身をかわして、その利き腕を引っとらえ、まずその得物を奪い取ろうとすると、年の割に力の強い彼は必死に争った。
地蔵は踊る 半七捕物帳 青空文庫
その新九郎を今ひと突きと、小坂部が懐剣をふたたび振りあげるところへ、権右衛門は片眼を押さえながら駈け寄って、その利き腕をうしろから捉えた。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
しかもかれは懐剣をしっかりと掴んで放さないので、家来の一人はその利き腕を捉えて引ったてて行った。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
彼はすぐに駈けて行って、男を追いまわしている女の利き腕を取り押さえた。
松茸 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
彼は利き腕の右腕で、豪速球を投げ込んだ。
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怪我で利き腕が使えなくなり、日常生活にも支障が出た。
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字を書くときは、利き腕をしっかり固定するのがコツだ。
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