遭難者
そうなんしゃ
名詞
標準
victim
文例 · 用例
たちまち、ざぶりと大波が押し寄せ、その内気な遭難者のからだを一呑みにして、沖遠く拉し去った。
— 太宰治 『一つの約束』 青空文庫
この遭難者の美しい行為を、一体、誰が見ていたのだろう。
— 太宰治 『一つの約束』 青空文庫
燈台守は何も知らずに一家団欒の食事を続けていたに違いないし、遭難者は怒濤にもまれて(或いは吹雪の夜であったかも知れぬ)ひとりで死んでいったのだ。
— 太宰治 『一つの約束』 青空文庫
その遭難者の談が載せられた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そういう時にいちばんだいじなのは遭難者の訓練であるが、いちばんむつかしいのもまたその訓練である。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
遭難者の身にとっては堪ったものではない。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
たちまち、どぶんと大波が押し寄せ、その内気な遭難者のからだを一|呑みにして、沖遠く拉し去った、とまあ、こんな話があるとしますね。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
遭難者は、もはや助かる筈はない。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
作例 · 標準
遭難者は、一刻も早く救助される必要がある。
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