礫器
れっき異読 れきき
名詞
標準
chopping tool
文例 · 用例
だから、その作品が拒否せられたら、それっきりだ。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
無理心中という古くさい概念を、そろそろとからだで了解しかけて来た矢先、私は手ひどくはねつけられ、そうしてそれっきりであった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
いちど落ちたら、それっきりです。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
前に読んだことのある読者はまたかと思うとしても一度読んだだけでは多分それっきり忘れてしまったであろうことを、またかと思うことによって始めて心に止めるようになるかもしれない。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
」 みんなはそれっきり黙って仕度しました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
済まねえけど少し貸してくんねえ」 「俺もすってんてんにいかれてしまって、これっきりよ」 と銭二三枚袂から出す。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
それから一年くらいはその寒暖計が風呂場のどこかの隅に所在なさそうにころがっていたようであったが、いつ無くなるともなく見えなくなってしまってそれっきり永久に消えてなくなってしまったのである。
— 寺田寅彦 『家庭の人へ』 青空文庫
そして、それっきりだ。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
作例 · 標準
この遺跡からは、旧石器時代の初期に使われていた打製石器である礫器が多数出土した。
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河原石の端を打ち欠いて刃を作った礫器は、動物の骨を砕くのに適していたと考えられている。
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博物館の展示室で、人類最古の道具と言われるオルドワン文化の礫器を観察した。
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ウィキペディア
礫器(れっき、れきき、䃯器)とは、大きめの礫、円礫や角礫を素材にしてつくった石器。前期旧石器時代の自然石を打ち欠いただけの原初的な石器で、原人段階からの使用が確認されている。オルドヴァイ文化の中で初めて出現する。剥片をはぎとったあとの中心部(石核)を用いた。打ち欠いて片側に刃を作ったのがチョッパー、両面を交互に打ち欠きジグザグの刃をつけたものがチョピング・トゥールとよばれる。
出典: 礫器 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0