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根こそぎ

ねこそぎ
名詞副詞頻度ランク #30012 · 青空 266
1
標準
uprooting
文例 · 用例
白樺や五葉松は、制裁もなければ、保護もなく、永えに静粛に、そして厳格に、造化の大法を、寸分容赦なく行ってゆくように、この自然の王国から、定まれる寿命を召されて、根こそぎに、谷の中にたわいなく倒れている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
川楊の大木が、嵐にも洪水にも抵抗し抜いて、力も何も尽き果てたというように、ぐったりと根こそぎに、岸から川の中へ打ち倒れているのを、橋代りにして渡ったが、向う岸に着くまでには、三度ばかり冷たい水の徒渉をしないわけには行かなかった。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
下らんことのために、こゝに居る者の願望が根こそぎ掘り取られてしまうのだ。
黒島傳治 氷河 青空文庫
冬はまさにその反対に屋内の湿気は外へ根こそぎ絞り取られる勘定である。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
家人に聞いてみると、せんだって四つ目垣の朽ちたのを取り換えたとき、植木屋だか、その助手だかが無造作に根こそぎ引きむしってしまったらしい。
寺田寅彦 破片 青空文庫
幾株となき松柏の根こそぎになりて谷間に吹倒されしに山腹の土落ちたまりて、底をながるる谷川をせきとめたる、おのずからなる堤防をなして、凄まじき水をば湛えつ。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
しかも園が……清逸が十二分の自信をもって掴みうべき機会を……今までの無興味な学校の課業と、暗い淋しい心の苦悶の中に、ただ一つ清浄無垢な光を投げていた処女を根こそぎ取って園に与えるということは……清逸は何んといっても微かな未練を感じた。
有島武郎 星座 青空文庫
ほれ、これ見れ」 といひながら皆の見てゐる前で蟆口から五円札の何枚かを取り出して見せてゐたが、急に顔色をかへて、慌てゝ蟆口から根こそぎ中のものを取り出して、「あれつ」 といふと立ち上つた。
有島武郎 青空文庫
作例 · 標準
嵐の翌日、庭の雑草が根こそぎ引き抜かれていた。
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この木の根こそぎをしないと、またすぐに倒れてしまうだろう。
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職人は、古木の根っこを根こそぎ掘り起こす作業に汗を流した。
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2
標準
eradicating
作例 · 標準
害虫を根こそぎ駆除するため、強力な殺虫剤を散布した。
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不正の温床を根こそぎなくすためには、組織全体の見直しが必要だ。
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病気の原因を根こそぎ取り除くことが、完治への第一歩だ。
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3
標準
all (destroyed, stolen, etc.)
作例 · 標準
洪水で家財が根こそぎ流されてしまい、彼は途方に暮れていた。
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会社の秘密情報が、ライバル企業に根こそぎ奪われたらしい。
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デパートのセールでは、人気商品が開店から数分で根こそぎ売れてしまった。
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ウィキペディア

『根こそぎ』(ねこそぎ)は、般若のメジャー2枚目のアルバム。2005年2月16日にポニーキャニオンから発売。

出典: 根こそぎ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0