自著
じちょ
名詞頻度ランク #39745 · 青空 59 例
標準
one's own literary work
文例 · 用例
自著『音響学』が一部、これは紙片にかいたノートがいっぱい這入っていた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
さらにコンピューター科学の研究者の中には、自分のマシンと写植機を繋ぎ、自著の編集と製版を一人でこなすような強者まで現れます。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
その後もルターは、新約聖書をドイツ語にした『ルター訳聖書』や自著を印刷し、聖書に立ち返って教会権威を問い直そうとする思想を伝播させました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
畢の自著と云つたが、それは「經」といふ字に眼を奪はれたまでの説であるらしく、甲部の所説とは大に樣子が異つてゐる。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
『経世偉勲』は実は再び世間に顔を出すほどの著述ではないが、ジスレリーの夢が漸く実現された時、その実余人の抄略したものを尾崎行雄自著と頗る御念の入った銘を打って、さも新らしい著述であるかのように再刊されたのは、腕白時代の書初めが麗々しく表装されて床の間に掛けられるようなもんだ。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
しかしスウェデンボルクはニュートンの仕事を良く承知していたはずで、自著の中の所々で彼に対する賛美の辞を述べ『いくら褒めても褒め足りない』と言っている。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
これには雰囲気中の水蒸気と炭酸ガスが重要な役目をつとめるので、これについては既に各種の自著論文で詳細に論じておいた。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
著書が一時は全く世間から押しかくされる時期があることを慮って、尾崎氏は、自著を客観的に評価し、重要な書名を記録して居られる。
— 宮本百合子 『人民のために捧げられた生涯』 青空文庫