骨炭
こったん
名詞
標準
bone char
文例 · 用例
また炭は溶液の中にある有機性の色素を吸収する性質がある、殊に獣炭あるいは骨炭がこれに適しているので砂糖の色を抜く事などに使われる。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
且つその砂糖を清浄にするには骨炭で漉せば清浄になると云うこともチャント知て居る。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
「くれたもんを取り返しに来たの」「あまりだますから、おこったんだろう?
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
みんなわたしから起こったんだと思うと、どうしても幸福な気持ちにはなれませんの」「永峯はいったい、ぼくのことをどう思っているんでしょうね?
— 佐左木俊郎 『街頭の偽映鏡』 青空文庫
「何事がおこったんです」「まあ、お聴きください。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
本人は当日花川戸へ行って、その噂を聞いて来たと云うんですが、噂を聞いただけでなく、何もかも承知しているんじゃあないかという疑いが起こったんです。
— 幽霊の観世物 『半七捕物帳』 青空文庫
やはり高源寺に起こったんですか」「そうですよ」と、老人はうなずいた。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
ちょっと困ったことが起こったんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
作例 · 標準
水の不純物を取り除くために、骨炭を用いたろ過装置を使用する。
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骨炭は、砂糖の精製過程で脱色剤として重要な役割を果たしている。
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工業用の強力な脱臭剤として、高品質な骨炭が使われている。
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ウィキペディア
骨炭(こつたん)とは、動物の骨を800℃以上の温度で蒸し焼きにして、完全に有機物を炭化させて作った多孔質の黒い粒状の炭である。成分は、原料などによって異なるが、主にリン酸三カルシウム(またはヒドロキシアパタイト)57 - 80%、炭酸カルシウム6 - 10%、活性炭7 - 10%からなる。用途としては、主にろ過や脱色に利用されている。
出典: 骨炭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0