上一段
かみいちだん
名詞
標準
conjugation (inflection, declension) of ichidan verbs ending in "iru"
文例 · 用例
それから上一段活用には「キ、ヒ、ミ」の仮名があります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
奈良朝においてハ行上一段活用の動詞としては「乾る」「嚏る」の二語だけでありますが、それが活用した確かな例は、未然・連用の二つの活用形だけで、それにはどちらも「ヒ」の乙類の仮名が用いてあるのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
以上のように考えて来ると、上一段にハ行の活用があったという証拠は全くなくなります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
ハ行上一段がなかったとすれば、上一段の動詞においても、一つの仮名に二類の別のあるものは、すべて甲の類を用いるということが言えるのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
第三段上一段二段の事どもつら/\案ずる所、彼竹島行の事ハ兼而御聞ニ入置候通り、三大夫ニも御聞ニ入レ申セしニ、随分御同心ニ候て、何レ近日二度ビ関ニ出候|而決定可致との事なりし。
— 慶応三年三月六日 印藤肇あて 『手紙』 青空文庫
土居光知教授はその考案になる基礎日本語の動詞に就いて、「私等がラテン語やギリシヤ語を勉強するとき、一番むづかしさを感ずるのは働きの語の變化でありますが、日本語に於ても四段變化、上二段、下二段、上一段、下一段變化のやうに多くの種類の働きの語があることが、日本語を非常にむづかしくして居ります。
— 高田力 『ベーシック英語』 青空文庫
作例 · 標準
「見る」は上一段動詞の代表例だ。
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この活用表には上一段動詞の活用が詳しく載っている。
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古典文学を読むには、上一段動詞の活用をしっかり覚える必要がある。
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