気色が悪い
きしょくがわるい
表現形容詞
標準
weird
文例 · 用例
「気色が悪いのじゃなくて。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
あなたと云ふひとは、私がゐないぢや何も出来ないひとなのねと、なか子は、時々嘉吉にあきれて見せながら、「景気が悪くなつて別れたンぢや気色が悪いつてあんたが云ふけど、こんなにとことんまで来ると今度は私の方が気の毒で見ちやゐられない」歩きながら、なか子があゝと溜息をつくのであつた。
— 林芙美子 『朝夕』 青空文庫
夜明けの景色はいいけれども、徹夜をすると、私はまるで皮でもかぶっているように気色が悪い。
— 林芙美子 『生活』 青空文庫
その上、殿が、これ位の事がとりなせないのか、腑甲斐ない奴だな、などと大へん御気色が悪いと言って、いかにも切ながっていた。
— 堀辰雄 『かげろうの日記』 青空文庫
「ねえ、お前さん、ねえ吉っあん、ほんとに気色が悪いじゃないか。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
と云ったところでこんな往来で、しかもこんな朝っぱらに、試合などに事寄せられて、勝負をするのは気色が悪い、ここは一先ず避けることにしよう」 林蔵よりは年長であり、思慮も熟している猪之松だったので、そう腹を定めると笑顔を作って云った。
— 国枝史郎 『剣侠』 青空文庫
いつも作品が褒められなければ、気色が悪いというようなね。
— 国枝史郎 『御存与太話』 青空文庫
「夫人は御気色が悪いとおっしゃって、さきほど御寝になりました」 と言うから、ウンと答えてまた行きかけると、日疋は前へ廻って、子供の通せんぼのように両手をひろげて立ちふさがった。
— 久生十蘭 『湖畔』 青空文庫
作例 · 標準
水槽の隅で死んだ金魚に、無数の小さな巻貝がびっしりと群がっている光景は、どうにも気色が悪い。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
真っ赤な夕焼けの中で真っ黒なカラスが数百羽も鳴き喚いているのは、不気味で気色が悪いものだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
さっきから知らない番号から無言電話が何度もかかってきて、正直、身の危険を感じるほど気色が悪い。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
湿った地下室の壁一面に、粘り気のある黒カビが広がっているのをライトで照らしてしまい、気色が悪いと感じた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview