長髪
ちょうはつ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #28249 · 青空 262 例
標準
long hair (usu. of a man)
文例 · 用例
ヘルマン教授は胡麻塩の長髪を後ろへ撫でつけていて、いつも七つ下がりのフロックを着ていたが、講義の言語はこの先生がいちばん分りやすくて楽であった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
」 自動車の助手に、松の枝を折らせ、掃立てさせた傍ら、柄杓を取って、パッパッと水を打つついでに、頭ともいわず肩ともいわず、二人に浴びせかけたのは、銅像の製作家、東京がえりの長髪の運五郎氏で、閣翁運八とともに、自動車で駆上って来た事は更めて言うに及ぶまい。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
四 鶴雄が世界文学社の扉を押してはいると、窓側に立って、煙草を吹かしながら、寺町通りを見下していた長身、長髪、着流しの三十四五の男がふと振り向いた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「はあッ」 鶴雄は頭を下げて、椅子に掛けようとすると、長髪の男が寄って来て、「君、ちょっと……。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
……」 長髪の男が戻って来ると、山吹教授は鶴雄に、「作家の小田君……小田策之助だ、君の先輩だよ」 と、紹介した。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
ところが、階段を降りようとして、ふと見ると、洗面所で何か洗い物をしているらしい、痩せて背の高い、長髪の男のうしろ姿が眼にはいった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
温泉宿の一室に於いて、床柱を背負って泰然とおさまり、机の上には原稿用紙をひろげ、もの憂げに煙草のけむりの行末を眺め、長髪を掻き上げて、軽く咳ばらいするところなど、すでに一個の文人墨客の風情がある。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫
彼の怒りは縮れた長髪の先にまでも漲ったかと思われた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
作例 · 標準
そのロックミュージシャンは、長髪で有名だった。
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彼は母親を驚かせ、長髪にすることを決めた。
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その劇の登場人物は、背中に流れるドラマチックな長髪を持っていた。
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