調髪
ちょうはつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
haircut
文例 · 用例
陸には青年の叫び、海ではフカが小魚をおどろかして通る、雲の交叉、そのスキ間から朝陽が勇躍しヌッと太くたくましい光つた片腕を突出し、村の一角を赤い彩りをもつて捉へる、曠野には馬が放された、風はその馬のたてがみを吹きなびかせる、風よ、お前は馬にとつては、よき調髪師だ。
— 詩集(3)小熊秀雄詩集1 『小熊秀雄全集-4』 青空文庫
彼は、その浅黒い顔から玉をなして流れ、あまつさへ長い泥鰌髭のさきからぽたぽた滴り落ちる汗を、ものうげな手つきで拭き拭き歩をはこんでゐるが、その髭は、幾千年このかた美醜の別ちなくあらゆる人の子をば招かれもせぬのに訪づれる、あの容赦なき調髪師の手で髪白粉をふりかけられてゐた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
というのは、わたしが存命中アルカーシカのやつには、わたし以外の誰の調髪もさせんと固く誓言したからだよ。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
ところが生憎のことに、エカテリーナ・イヴァーノヴナは居間に引っ込んで、調髪師に髪を結わせていた。
— JONYCH 『イオーヌィチ』 青空文庫
彼に流行風な調髪や服装を教え、またナターシャと呼ばずに『ナタリイ』なんぞと呼ぶことを教えたのだろう?
— MARI D'ELLE 『マリ・デル』 青空文庫
これらの紳士社会では十円玉一個で調髪する専門家がいるそうであるが、この紳士も正月用に調髪したものであろう。
— 山本周五郎 『年の瀬の音』 青空文庫
「床屋へいくから留守番を頼みます」 私は気軽にそういって家を出、時刻も迫ってるので行きあたりばったりの汚い家で調髪をすませて帰ったら兄が亡くなっていた。
— 中勘助 『結婚』 青空文庫
そこで女の調髪師が家々を廻ってその仕事をするが、報酬は安い。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
作例 · 標準
結婚式に行く前に、調髪(散髪)に行かなければならない。
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彼はいつもの調髪(散髪)のために床屋に行った。
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このスタイルは、形を保つために精密な調髪(散髪)が必要だ。
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