楽部
がくぶ
名詞
標準
Music Department (part of the Board of Ceremonies of the Imperial Household Agency)
文例 · 用例
高校の乗馬倶楽部の連中が馬に乗つて通つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
父の交際法は西洋式で、いつも倶楽部でばかり人に会って居た。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
これが即ち文化の余裕といふものであり、昔の日本の江戸や、今の仏蘭西の巴里などで、この種の閑人倶楽部が市中の至る所に設備されてるのは、文化が長い伝統によつて、余裕性を多分にもつてる証左である。
— 萩原朔太郎 『喫茶店にて』 青空文庫
紳士は丁寧に礼をして、自分がこの土地の鉄道関係の会社に勤めて技師をしているということから、昨晩、倶楽部へ行ってふと、亡父が死前に始終その名を口にしていたその人が先頃からこの地へ来てNホテルに泊っていることを聴いたので、早速訪ねて来た顛末を簡潔に述べた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
英国の倶楽部の発達というものが、家庭における主婦の形式的|女権の窮屈から逃れようとする男性の自由の欲望から発達したものだという話もある。
— 岡本かの子 『女性崇拝』 青空文庫
TS君のその話を聞いて間もないある夜のこと、工業倶楽部の近くの辻でバスを待っているとどこからともなく子供を負ぶった中年男が闇の中からひょっくり現われて、浅草までの道を聞くのであった。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
(明治四十年九月三十日『東京朝日新聞』) 十 新奇な風見鴉 これは倶楽部あるいは宿屋の室内に粧飾用を兼ねて据え置き、時々刻々の風の方向を知らせる器械である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
当時、私はタージ・マハール・ホテルに止宿する商用の旅を彼地につづけていたのであったが、M物産の主任S氏の紹介で宿を赤丸平家の倶楽部に移すと同時に彼地の日本人に紹介されるのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、宮廷儀式では楽部が重要な役割を担っていた。
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明治維新後、楽部は西洋音楽の導入にも関わるようになった。
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皇室の儀式音楽に関する資料を調べていると、楽部の活動記録が見つかった。
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