垂れ下がる
たれさがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to hang
文例 · 用例
すると、ポケットはちょうど状差しのような具合に教室の中へ、窓の下の板壁に垂れ下がるのだった。
— 佐左木俊郎 『錯覚の拷問室』 青空文庫
前にも話したとおり、僕の注意はすぐさま通風口と寝台の上に垂れ下がる綱とに向けられた。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
そのうちに、一枚の菩提樹の葉チューリップの上に落つるを見、更に歩むうち、今度は広々とした池に出会いて、その畔りに咲く撫子を見るに、みな垂れ下がるほど巨いなる瓣を持てり。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
それから、撫子の垂れ下がるほど巨いなる瓣――というところは、第一、撫子には肉化の意味もあり、また、巨きな瓣を取り去ろうとするがなし得ない――というところは、その肉化した瓣が、膨れるのを懼れていたからなんです。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
茎は日に照り赤色を呈して緑葉と相映じ、枝端に垂れ下がる花穂の花は調和よく紅緑相雑わり、それが水辺に穂を垂れている風姿はじつに秋のシンボルであって、他の凡蓼の及ぶところではない。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
そうかと思うと四斗樽ほどの、髪を乱した女の顔が、天井からダラリと垂れ下がる……ほんとに本当に恐ろしい事じゃ」 こう云ったのは老女である。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
嘴のところに癇癪の皺が垂れ下がる。
— HISTOIRES NATURELLES 『博物誌』 青空文庫
ウェルギリウスの素晴らしいあの予言、『伸びほうだいのイバラから、赤いブドウの房が垂れ下がるだろう。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
作例 · 標準
物干し竿には、洗い終えたばかりの洗濯物が垂れ下がっている。
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洞窟の天井からは、無数の鍾乳石が鋭く垂れ下がっていた。
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彼の肩には、古びたリュックサックが重そうに垂れ下がっていた。
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