旦那芸
だんなげい
名詞
標準
dilettantism
文例 · 用例
葛西善蔵先生ハ、旦那芸ト言ウテ深ク苦慮シテ居マシタ。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
旦那芸の典型である。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
「旦那芸」というのは、この首ふり三年が一生続く芸である。
— 中井正一 『脱出と回帰』 青空文庫
旦那芸というより、芸が身をたすける段階に入るのである。
— 中井正一 『脱出と回帰』 青空文庫
たいていの旦那芸はこれである。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
赤絵というのはあまりないのですが、魁丼などは素敵にうまい達者なもので、金気釉だって旦那芸ですから、いやしくなく、また強い。
— 北大路魯山人 『私の作陶体験は先人をかく観る』 青空文庫
津右衛門の棋力は旦那芸にあらず、実力五段充分と諸国の碁打に折紙づきの評判が二十年もつづいて、各家元の打手をのぞいて、田舎棋士の筆頭に押されている達人であった。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
所詮は田舎の旦那芸。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫