歩み続ける
あゆみつづける
動詞-一段
標準
to continue (walking)
文例 · 用例
林の中の靄は一層に濃く、二十間ほど四方の外は漠々たるそれに取囲まれ、わたくしは、行けども/\果しの無い木立の中を越し方も行く手も定めず、何か心の宝になるものを求めてひたすらに歩み続ける旅人のように自分が思えて来ました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
それは恰度お座敷のボンボン時計がこの頃の暑さに堪へ兼ねて、もう狭苦しいダイアルの上を歩み続けるのは遣り切れないと云はぬばかりの音調で、ひつそりした夏の日の三時を告げて間もなく、私のカラア――ライト・ブルウの封筒を手にしました。
— 牧野信一 『〔婦人手紙範例文〕』 青空文庫
若し日本が、そのようにして歩み出した男女平等の道を、正直に今日まで歩み続けることが出来たならば、日本における婦人の諸問題は、どんなに変った現われをもって、今日の私たちの前にあっただろう。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
そしてこの装置の開発を通して出会い、マイクロコンピューターへの確信を共有した友人たちと、松本はその後もともに歩み続けることになった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
* 文芸のために生涯を捧げて黙々と歩み続ける人々の努力には、真に涙ぐましいものがある。
— 豊島与志雄 『文学の曇天』 青空文庫
しかし、人間の中の最悪の者でさえもそれによっていろいろの誘惑の中をある程度しっかりして歩み続けるところの、あの平衡を保つ本能をすべて、私は自分から捨てていたのである。
— THE STRANGE CASE OF DR. JEKYLL AND MR. HYDE 『ジーキル博士とハイド氏の怪事件』 青空文庫
天主堂に存するご聖体の下、隣人互いに助け合って快く苦難の道を歩み続ける姿は、外観は貧苦であるが幸福に満ちている。
— 永井隆 『ロザリオの鎖』 青空文庫
この高原状の草地では、いつもゆっくり休みながら四辺を見廻して、山に来た幸福をしみじみ味わっていたのであるが、今日は天候が怪しく時間も遅いので、荷は重いが其|儘歩み続ける。
— 木暮理太郎 『黒部川を遡る』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日歩み続けるについて考えている。
歩み続けるという言葉は日本語で重要だ。
彼は歩み続けるの意味を理解している。
この文には歩み続けるが含まれている。