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酒量

しゅりょう
名詞
1
標準
amount of drink
文例 · 用例
かつて酒量少なく言葉少なかりし十蔵は海と空との世界に呼吸する一年余りにてよく飲みよく語り高く笑い拳もて卓をたたき鼻歌うたいつつ足尖もて拍子取る漢子と変わりぬ。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
酒は手酌が習慣だと言って、やっと御免を蒙ったが、はじめて落着いて、酒量の少い人物の、一銚子を、静に、やがて傾けた頃、屏風の陰から、うかがいうかがい、今度は妙に、おっかなびっくりといった形で入って来て、あらためてまた給仕についたのであった。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
朝湯朝酒はゼイタクすぎるうれしさだつた(私共の酒量も減つたものである、二人で三度飲んで、やうやく一升罎が空になつたぐらゐである)。
大田から下関 行乞記 青空文庫
自分の酒量には些過ぐる程なるにも關らず、之を飮み盡して終ふのは、福を惜まぬのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
其所で疳は益々起る、自暴にはなる、酒量は急に増す、気は益々狂う、真に言うも気の毒な浅ましい有様となられたのである、と拙者は信ずる。
国木田独歩 富岡先生 青空文庫
蝶吉は残少になった年期に借り足して、母親を見送ってからは、世に便なく、心細さの余、ちと棄身になって、日頃から少しは飲けた口のますます酒量を増して、ある時も青楼の座敷で酔った帰りに、夜更けて京町の夜露の上に寝倒れた。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
自分の酒量には些過ぎる程であるにも関わらず、之を飲み尽してしまうのは、福を惜しまないのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
東雲の二代目になる息子は、雷門の焼けた丑年生まれで、師の没せられた時は十四、五、名を栄吉といって後に二代東雲となりましたが、この人、気性は父に似て至って正直で、物堅い人、また甚だ楽天家でありましたが、かなり酒量の強い方の人であった。
東雲師の家の跡のことなど 幕末維新懐古談 青空文庫
作例 · 標準
年を取るにつれて酒量が減り、最近はビール1杯で十分になった。
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彼はかなりの酒量だが、顔色が全く変わらないので驚かされる。
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医者から健康のために酒量を控えるよう厳重に注意された。
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