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旧稿

きゅうこう
名詞
1
標準
old manuscript
文例 · 用例
けれども大体に於ては旧稿からはじめて新作に終つて居る。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
ことに彼の旧稿「通信」という短篇は、さきにも言ったように、謂わば新作家の出世物語なのであるから、第一の通信を受けとるまでの描写は、そっくり旧稿を書きうつしてもいいくらいなのであった。
太宰治 猿面冠者 青空文庫
旧稿の文章は、たけりたけって書かれている。
太宰治 猿面冠者 青空文庫
下記は大正四年八月の旧稿を改竄補修をしたもので、全く新たに書直し、あるいは書足した箇処もあるが、大体は惣て旧稿に由る。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
「将来戦争の予想」については、旧稿は日米戦争としてあったのを、「東亜」と西洋文明の代表たる「米国」たるべきことを明らかにしたが、「現在に於ける我が国防」は根本的に書き換えたのである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
然かも放翁六十三歳、厳州に在りて詩を刻し、已に旧稿を将つて痛く刪汰を加ふ。
その七 ――放翁詩話三十章―― 放翁鑑賞 青空文庫
しかるに今度改訂の機会を得て、旧稿に手を入れてみた。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫
公けにする事を諾したる後も、身辺の事情に束縛せられて、わが旧稿を自身に浄写する暇さへ見出し得ず。
夏目漱石 『文学論』序 青空文庫
作例 · 標準
「今回の新版では、十年前の旧稿に大幅な加筆修正を行いました」
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パソコンのフォルダを整理していたら、書きかけで放置していた小説の旧稿が出てきた。
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恩師の遺品の中から、世に出ることのなかった貴重な研究の旧稿が発見された。
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旧稿と決定稿を読み比べてみると、作者の心境の変化が如実に現れている。
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