蜾蠃
すがる
名詞頻度ランク #26591 · 青空 0 例
標準
red-banded sand wasp
文例 · 用例
田舎では草も木も石も人間くさい呼吸をして四方から私に話しかけ私に取りすがるが、都会ではぎっしり詰まった満員電車の乗客でも川原の石ころどうしのように黙ってめいめいが自分の事を考えている。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
ほつとしてその柱にとりすがると心がしんとする程門の柱は落ちついて居た。
— 岡本かの子 『秋雨の追憶』 青空文庫
かれの詩は子供がははおやの白い大きい胸にすがるやうにすなほな極めて懐しいものも其疾患の絶え間絶え間に物語られた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
〔廿日月かざす刃は音無しの〕宮沢賢治廿日月かざす刃は音無しの 黒業ひろごるそらのひま その竜之介風もなき修羅のさかひを行き惑ひ すゝきすがるゝいのじ原 その雲のいろ日は沈み鳥はねぐらにかへれども ひとはかへらぬ修羅の旅 その竜之介
— 宮沢賢治 『〔廿日月かざす刃は音無しの〕』 青空文庫
くどくも申す通り、おっかさんがひどく心配しているんですから」と、お登久はすがるように頼んだ。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
たなばたの色紙購ふと、 追ひすがる赤|髪のうなゐ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
〔すゝきすがるゝ丘なみを〕すゝきすがるゝ丘なみを、 にはかにわたる南かぜ、窪てふ窪はたちまちに、 つめたき渦を噴きあげて、古きミネルヴァ神殿の、 廃址のさまをなしたれば、ゲートルきりと頬かむりの、 闘士嘉吉もしばらくは、萱のつぼけを負ひやめて、 面あやしく立ちにけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
声はそれでも追い迫って雨戸にすがるかと恐ろしかった。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
作例 · 標準
蜾蠃が泥を運んで、軒下に小さな巣を作り始めていた。
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蜾蠃は他の昆虫を狩って、巣の中の幼虫の餌にする習性がある。
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子供の頃、庭で忙しく飛び回る蜾蠃を観察するのが好きだった。
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標準
deer
作例 · 標準
万葉集の歌には、山を駆ける蜾蠃の姿が情緒豊かに詠まれている。
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霧の深い朝、林の奥に一頭の蜾蠃が静かに佇んでいた。
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昔の言葉で「すがる」とは鹿のことを指し、美しい動物の代名詞でもあった。
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