語り部
かたりべ
名詞
標準
(professional) storyteller
文例 · 用例
私が以前『緋のエチュード』と題して記録したささやかな本や、そののちのグローリア・スコット号の消失に関する一編は、語り部を永遠に脅かす岩のスキラと渦のカリブディスのよい例になるかもしれない。
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
わかるだろう、これは凡百の語り部の想像に浮かびそうな行為ではない。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
彼女はおそらく一国文化の建設ないし保存を担当した女性語り部の一人であったと思う。
— 高群逸枝 『女性史研究の立場から』 青空文庫
気位の高い作家のフィリックス氏は宮廷もどきグループを作り、東洋の超絶語り部同然となり、取り巻きを夢中にさせ、皆の目を丸くさせて、想像力たるや決して枯渇することがない。
— A Golden Argosy 『玉手箱』 青空文庫
高等教育を受けた語り部だった。
— The Mystery of the Four Fingers 『謎の四つ指』 青空文庫
語り部の零落 まだこれだけでは十分な証明でないかもしれぬが、私の今持っている仮定は、そう込みいったものでもない。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
要するにこれも旅の語り部と、物語の主人公とが混同した結果であって、やがてはまた日本民間の説話が、久しく一人称形式をもって述べられていた証拠である。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの夜、村の語り部が古の英雄譚を披露し、集まった人々を魅了した。
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彼女は、地域に伝わる民話を収集し、語り部として各地で講演を行っている。
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「この物語を、いつまでも語り部として伝えていきたい」と、老人は静かに語った。
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標準
hereditary role of narrator in early imperial court
作例 · 標準
平安時代の物語には、しばしば宮廷の語り部が登場し、公達たちの会話に花を添えた。
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この役職は代々受け継がれ、源氏物語のような叙事詩の成立にも影響を与えたと言われている。
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「当時の語り部は、単なる語りの職務以上の、教養と影響力を持っていた。」と研究者は述べる。
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